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援農

私が学生時代(昭和52~56年)に「援農」ということがありました。
つまり「応用科学である農学を学ぶ者は、そのテーマを農業現場から引き出さなければならない。」ということでした。
私は、この「援農」という言葉を胸に、休みには県北農家へ泊りがけで出かけ農作業を手伝ったのを覚えています。
ハウスを建設し、種播きをし、花を収穫して市場への出荷に農家の方と一緒に夜を徹して軽トラで向かった記憶があります。
農家出身ではない私は、このような経験から「自然の中で働ける」、「地域の担い手として働ける」、「家族一緒に働ける」、「時間が自由に工夫できる」など農業という仕事の魅力を感じ取ることができました。
花市場の仕事に就き、以前から援農に行きたいと思っていたので、思い切って宮崎県日向市に4日間の予定でシキビ農家に行ってみることにしました。
20131226-1.jpg

岡山県から鹿児島県までは新幹線があるため3時間半で行けますが、日向市までは小倉から日豊本線で合計7時間かかり到着しました。
岡山県は、県民の17%が真言宗でシキビを使用する習慣があります。
当社は、年間1億2千万円もシキビ取扱高があり、重要品目のひとつとなっています。
シキビを初めて品種選抜をし、挿し木で増殖し、日向のシキビ産地を作ってこられたMさんを今回訪問し、一緒に作業するなかでシキビの栽培、束の仕方、規格を教えていただきました。
20131226-2.jpg

病害虫は、主に黒シミ斑点病、サビダニの防除で月一回のペースで予防をしています。
年3回新芽が出るようで霜にあたると枯れていきます。
Mさんは、霜被害を防ぐため10月から4月まで新芽が出ない品種を目標選抜しているそうです。

20131226-3.jpg

またシキビは、本数での出荷ではなくg(グラム)での出荷です。
束の仕方には技術が必要で私も2日間作業しましたが、なかなか思ったようにできませんでした。
派手な花ではない仏花なので日向のような大きな産地でも後継者がほとんどなく、Mさんも80歳になり、栽培技術、束技術が伝承されなくなってしまう危険性があります。
またこの援農を通して栽培している方の栽培環境、ご苦労を知った上で販売ができると考えています。
そして、80歳のMさんの「あと10年頑張ってシキビを作りたい。」の言葉に励まされ、私も頑張って仕事に打ち込みたいと改めて感じました。
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